2013年09月03日

重くなったね

重くなったね。

ほとんどの大人のひとにとっては

言われたくない言葉ですよね。

でも幼い子どもたちにとっては、

どうもそうではないようです。

毎週金曜日の礼拝のあと、

前のチャプレン先生の頃からの習慣なのですが、

わたしと一人ひとり握手をして

子どもたちは礼拝堂を出ていきます。

2年目くらいからでしょうか。

そのうち、握手のあとハグをする子どもたちが

ちらほら。

そのうち何人かの子どもたちが握手のあと、

「抱っこ!」となって、抱きあげるようになりました。

いまでは、半分以上の子どもたちが「抱っこ!」となっています。

もちろん、いまも、握手のみでもOK。ハグの子もいます。

抱き上げたとき、たいていは「大きくなったね」と声をかけていました。

すると何人かの子が、「重くなった?」と聞いてくれます。

そんなやりとりの日々のうちに、

子どもたちにとっては「大きくなったね」、よりも、

「重くなったね」と言われるほうが、どうも嬉しいようだ

というのがわかってきました。

重くなったね。

大人のひとがそう言われたら、

きっと気分を損ねることでしょう。

でも

子どもたちにとっては

「重くなった」ことのほうが

成長の実感を感じられるのでしょう。

2学期が始まりました。

夏休みを終えた子どもたちは

みんな1学期の終わりよりも

重くなっていました。

心の成長の重みもまた

肝に銘じたいと思います。

「重くなったね」は、

幼稚園では

小さいひとたちにとって

喜びにつながる

魔法の言葉、

なのです。








posted by 園長先生 at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記