2010年09月22日

おかえりなさい

礼拝や集会が終わり

後片付けのために
礼拝堂と園舎とを
往ったり来たり
している

いつもの
日曜日の昼下がり

礼拝堂の前に
はじめてお会いする
親子連れの方が
立っておられました。

こんにちは、はじめまして…。

聞けば、数年前に
卒園された子とそのお父さんでした。

たまたま通りかかったら
礼拝堂側の門が開いていたので
のぞいてくれたそうです。

遠慮されるお父さんでしたが

せっかくですからどうぞどうぞ…。

男の子はなつかしそうに
礼拝堂を見てまわっていました。

お父さんによれば
彼が園児の頃
お祈りが大好きで
礼拝堂がお気に入りだったそうです。

さてさて
帰りがけに
恐縮そうに
お礼をおっしゃるお父さんでしたが

卒園された方がこうして
なつかしさを感じて
来てくださるのは幼稚園としても
大きな喜びです。

「こうして、幼稚園を心の帰るところ
みたいに思っていただけることは
嬉しいことです」
と私が言うと
すかさず
「そうですそうです、下鴨幼稚園は
この子の心のふるさとなんです」
とお父さん。

前回のブログで

 子どもたちにとって
 下鴨幼稚園が
 いつまでも

 心の
 帰るところで
 ありますように…。

と書いたばかりだったので
喜びもひとしおでした!!

そう
幼稚園がそういう場所で
ありますように

そして
“帰って”きたひとを
おかえりなさい、と
いつでも笑顔で
迎えることができますように…。





posted by 園長先生 at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年09月10日

おうちへ帰るの?

さあ、これから礼拝です。

少し早めに礼拝堂に入って
礼拝の準備をします。

そこで
園長室から一階の廊下を抜けて
歩いていくと

テラスに面した水道場で
Nちゃんがカップをもって
私のほうにふりかえりました。

そこで
「うがい終わったところ?」
と聞くと
コクリとうなずいて

私が礼拝堂の扉を開けるのを見て
彼女は言いました。

「おうちへ帰るの?」

かわいらしい問いかけに
思わずほころびながら
「ううん、礼拝の準備をするね。
あとでまたね。」

「うん。」

とNちゃんが応えたところで
ちょうど先生の声が。

「朝のあつまりしますよー」

その声を聞いてすぐに彼女は
クラスのお部屋へと駆けていきました。

扉を開けて礼拝堂の中に入る
わずかな時間のうちに
こんなことが胸をかすめました。

Nちゃん、
私が幼稚園に住んでいることを
知ってるから、ああ言ったんだな。

と思って、すぐに

いや待てよ、子どもたち、
いつも礼拝堂を
“神さまのおうち”って言っているから
その意味で言ったのかしら…。

―確かに、神さまは、
私たちの
目に見えぬ
帰るところ…。

神に立ち返る、
というのは
「父の家」に帰ること…。

Nちゃんの何気ない一言から
ある洞察が広がりました。

子どもたちにとって
下鴨幼稚園が
いつまでも

心の
帰るところで
ありますように…。

posted by 園長先生 at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記